2016年8月28日日曜日

咽ぶ因に食ふを廃す、ポケモンGOについて随筆

タイトルにある文の原文は「因噎廢食」です、書き下ろしをしたいですが、正しいかどうかわかりません。宜しくお願いします。


 僕自身はやっていないが、ポケモンGOは、まさにこの科学技術の頂点に立つ21世紀に相応しいゲームと言っても過言ではない。

 新聞やニュース、いや、さっき自分が歩いていた道に、ポケモンGOをやっていた人が何人かがいるのだ。
 僕は別に嫌いではないが、僕の国では、四十代の人たちは、世界が終わりだと叫んでいる。そして、こういうポケモンGOゲーマーをゾンビーと呼びながら、軽蔑的な目つきで見ている。

 ポケモンGOゲーマーよりも、彼らを嘲笑う人たちのほうが、僕は気に入らない。
 まず、今の科学技術では、こういう物が作られたのは必然な結果で、これからも必ず、ポケモンGOより人を魅了するものが作られる。そのとき、この人たちが死ぬほど怒鳴る姿が想像できる。

 この人たちはひたすらこういう状況を批判し、何一つの打開策も挙げられない。こういう心理について、一つの例を挙げよう。《呂氏春秋》によると、「咽るのを恐れるから、いっそ食事をやめよう。」という物語がある。それを今の状況から見ると、「ゲームに熱中するのが恐ろしいから、ゲームは禁止だ。」ということになる。こういう心理を理解できなくはないが、僕は認めない。
 何故なら、全部を禁止するのは、勿論、切りがないから、現実的には無理だ。

 では、これから、どうすば良いのか。
 僕には一つの考えがある。それは自分の欲望を控えることだ。
 具体的に言うと、自分をゲームに夢中にさせないこと、ゲームを現実生活に影響させないこと、ゲームよりも現実を大事にすること。これらの原則を守るなら、誰も嫌わないだろう。

 皆さんもゲームをやっているときには、気を付けてください。
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Mikaniroさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/44703159857483440837381416838239473360

2016年8月27日土曜日

壱、混沌出世 大鳳慈悲 / 壱章の二

前編https://kakuhiromoto.blogspot.tw/2016_07_01_archive.html
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凡歩平は剣を鞘に戻し、
目を瞑った。
すると、
「師匠、人が近づきます。」と、
「息が急ぎ、足取りも重い。さぞ疲れてるな。」
「弟子が見てきます。」
話が済むと、
間もなく木の上で身を隠し、
来客の元へ行く。

数十本の木を経て、
一人の少年の姿が目に入った。
彼は上等な布で作られた衣装を着ている。
ただ、
その衣装はもうボロボロになった。
彼の額に汗だらけ、
目には輝きもなく、
屍のようにひたすら前へ進む。
ふと、
あの少年が魂を取り戻したように叫んだ。
「外道め。出てこい!俺様がぶっ殺してやろう!!」
次に、
少年は腰に懸かった剣を抜いて、
あちこちを斬り舞っている。
ひゅーひゅーと剣気の音がした。
その風音からみると随分と多い力を持っている。

それを見た凡歩平は心の中にこう思っている。
この人は疲れすぎて狂気になったか。いや、僕が来たばかりに、こんな動きが始まった。小さい頃から師匠から聞いた。僕がシユウの転生者だと。信じられない話だが、師匠は決して嘘をつかない。まさかこのシユウの気配を感知したかもしれない。この男はいったい......。ここで変なことあれこれを考えても無駄だ。いっそこの男に試してみよう。
そうしたら、
凡歩平は木から降りた。
「お客さん、我が聖地の太山で、外道めが存在するのはあり得ない話だ。」
「そこの道士よ。この浪人は太山の名に慕ったから、千里も辞せずに、ここにやってきた。どうやら、勘違いしたな。まさか、ここまで妖気が重いのは意外だな。ハハハ......ハハハハハハハ............。」
少年は笑いながら、凡歩平を睨みついている。

「太山のここら辺は、僕と師匠が住んでいるだけ、他に何者でもいない。」
「そういうことは、この辺りにいるのは外道の師弟しかいないっていうことか。やはり天は我を亡ぼそうかよ。少なくとも、その外道の命を道連れとしてもらおう。」
話が終るのを待たなく、
凡歩平は一歩を退いたとともに、
相手の剣が自分の心臓を指し、近寄っている。
「よせっ!僕には剣を抜く理由はない。」
「知るか!その心臓をもらうぞ。黒いかどうか確かめよう。」
「待てっ!あなたはどうやって、そういう妖気を感じれるのか。」
「いずれここで死ぬなら、閻羅王に聞け。」
「どうやら、人の話をちゃんと聞けないみたいだな。」

突然、
銀光一閃、
凡歩平の手に、
一本の剣を握っている。
ちょっとやばいな。さっき師匠に剣法を演じたばかりに、人と戦うのは絶対にやばい。どうやら、一撃で決着をつけよう。
凡歩平は深く一息を吸った。
そして、八割の気を剣にかけ、
両眼に入ったのは相手だけ、
走り始める豹のように、
何時でも相手を切り裂くように、
凡歩平には、
いつも師匠が教えてくれた手加減をするのが全く忘れていた。

凡歩平は
腹からハッと、
一息を吐いた。
全力で進み、
その剣の先は三つになっている。
届く先は喉、心臓、腹、
容赦するようもない。

つづく

2016年8月25日木曜日

武侠小説について随筆

 硬い表現で書きたいんですが、宜しくお願いします。( ´∀` )

 皆さんは「武侠小説」というものをご存知でしょうか。

 僕の印象では、武侠小説とは中国風のファンタジー小説である。「武侠」とは文字通りに「武力を持つ侠客」である。その武力は現実を越え、超能力といっても過言ではあるまい。

 当世、最も名高い武侠小説の作家 「金庸」先生の作品は、漢人である限り、知らないわけにはいかない。*1
 僕が初めて武侠小説と出会ったのは、 金庸先生の「神鵰俠侶」に基づいたアニメである。それから、図書館で原作を借りた。 金庸先生の作品は漢文と現代文とが混じっている文章である。中学校時代の僕には、さすがに難しい。だが、情熱さえあれば、何とか乗り越えることができた。

 僕は授業の時も、昼休みの時も、ひたすらそれを読んだ。おかげで、国語について興味が深くなっていった。高校時代も、大学時代も、国語の成績は常にトップである。そして、それが漢文を勉強する契機にもなった。

 話を戻し、今投稿したい契機は武功*2 というものである。武侠小説を読みながら、不思議な力に憧れている僕は、一つのことに気付いた。毎日しっかりと練功*3 すれば、いずれ武林を制覇する*4 ことができるのではないのか。では、何故人はそうしないのであろう。

 あれから、八年も経ち、僕は一つの答えに辿り着いた。それが「意志」である。彼らは本当に役立つことにやる気は出せず、目の前の娯楽に引っ掛かっている。彼らの辿り着いた結果は、自分より強い達人に殺されるしかないということだ。

 このことに気付いた僕はもう一つのことを考えずにはいられない。それは自分のことだ。勿論武林を制覇する必要はなく、現実には武功は存在しない。だが、「本当に役立つことにやる気は出せず、目の前の娯楽に引っ掛かっている。」という状況は同じだ。僕がしっかりと勉強しないと、自分より強い人たちに殺されるかもしれない(精神的に)。いや、過去の自分に負けることだけで、十分に哀れな話ではあるまいか。孔子は曰く、「学は逆水を行く舟の如し、進まざれば即ち退く。」*5 、毎日前へ進まないと、後に戻るしかあるまい。

 これらに気付いた僕は、自分の未来を考えるだけで、直ちに勉強せざるを得なくなった。

 何か違和感に気づいた時、それを自分の場合に立ち、きっと何かを得るのであろう。

 武侠の話をしようとするが、この投稿が長すぎるため、次の投稿で話そう。
-
*1 「金庸先生」の前に、スペースを打つのは、中国で尊敬を表す表現である。
*2 武功とは、漫画のナルトの忍術と似てるものである。
*3 練功とは、武功を修練することである。
*4 武林を制覇するとは、侠客のトップになることである。
*5 學如逆水行舟、不進則退。
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RUさん、KawasemiHamiさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/17440655963584050382750388618493985838

2016年8月21日日曜日

台湾で​の「食事マナー」

 伝統的な台湾人(四十代以上)は食事中、ご飯を食べながら、今日の細かい出来事から、世界の動向という深刻なテーマまで、語り合う傾向がある。
 食事の最中、台湾人は自分の箸で、自分の好きな料理を客のお椀に取ってあげ *1、杯を交わし、酒を一口で飲み干し、そうしたら再び杯を満たす。お腹がいっぱいになるまでこれを繰り返す。
 そして、「敬酒」という行いがある。自分が飲みたいとき、客に「飲み干せ」と言い、乾杯の動きをする。こういう行いを、一回の食事で、何度も繰り返す。

 これらの全ては、自分の誠意や「好客」という客をもてなす行為ではなく、家族や友人との絆を更に深くするためでもある。
 客のお椀に料理を取ってあげるのは、客が遠い料理を取るのが不便なため、代わりに自分がしてあげるということである。
 「敬酒」も同じである。そういう台湾人は、自分だけで酒を飲むと、客が無礼と感じる恐れがあるから、みんなで同時に飲めば、大丈夫だと思って「敬酒」するのである。

 僕はこのような行動が、好きとは言えない。小さいころから、二十年も経ち、懐かしい思い出とはいえ、こういう光景はあまり再現して欲しくない。
 何故なら、まず、食べ物を口に入れたまま喋るのは、汚いとおもう。僕の場合、必ず食べ物を呑み込んでから喋る。
 次に、自分の好きな料理は自分で取りたい。好きでないものをお椀に入れられたら、なかなか文句を言いにくいので食べるしかない。
 最後に、みんなで一斉に酒を飲むのは、最初の乾杯だけにすればいいと思う。毎回やるのはやや面倒だと思う。

 一つの例を挙げよう。従姉のご主人は西ドイツ人であり、おじさんたちが「敬酒」を何回もやったので、彼はだんだんうんざりしていたような気がした。

 これらの行動は、いわゆる「もてなし」と言われる。
 だが、本当にそうなのか。僕はそうだと思わない。それはひたすら自分のもてなしの心を示そうとする行為だが、逆に相手の本当の求めに応えられなくなっている。

 本当に人のためなら、自分の思い通りではなく、相手の望みに従おう。

*1 台湾では、一人ずつ別々に料理を盛るのではなく、皆で大皿の料理を、自分の箸で取り分けて食べる。
-
Changさん、Yukariさん、U3さん、Heechangさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/185651463941176939100443987347346588718

2016年8月19日金曜日

財布を盗まれたら、どうしますか

 先日ネットで、ある人はが財布に泥棒へのメッセージを入れたというニュースを見ました。*1 面白いと感じました。
 この人はさぞかしユーモアのある人なのですね。それだけではなく、凄いと思います。

 人の話はおいといて、僕の場合だったら、怒るかもしれません。でも、冷静に考えると、どうせ金を失う状況に陥るなら、逆に穏やかな口調で泥棒さんに交換条件を出して、財布にある書類を救い出すのがより良い行動ではないでしょうか。

 人生の道は決して平穏ではありません。大切なのは自らの意志です。必死に逃げても逃げられないことに遭遇したら、どう逃げるかを考えないで、どう受け入れるかを考えるのが大切だと思います。

*1 新注音新聞https://www.facebook.com/255223767942122/photos/a.256723121125520.64561.255223767942122/846518488812644/?type=3&theater
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Ryoさん、KawasemiHamiさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/129456894712379724450671969263283897390

2016年8月18日木曜日

青臭い僕の一言

 もうすぐ社会人になる僕を振り返ると、中学校時代の自分を見て、懐かしくて、口元にちらっと微笑みが浮かびました。
 あの時の僕は、大人の世界の何もかも分かりませんでした。頭にあったのは、好きな子とできるだけ、喋りたいということです。
 その時の僕は、好きな子と手を繋げたら、夜は眠れないほど嬉しくなりました。そして、話すらできなくて、視線を交わすだけで、恥ずかしくて、その子から目を逸らしました。

 その頃から、おおよそ十年が経ちました。それにしても、好きな子に対する基準はあまり変わりません。良い子で僕と相性が合えば良いと思います。
 それに、今の自分は成長していないと感じます。好みの子と目が合ったら、やはり目を逸らさずにはいられません。二十一歳のガキといっても過言ではありません。
 好きな子に対して、変なことは考えていなくて、ただその子を守って、自分のすべてを捧げたいです。

 何もいらないし、そばにいるだけで、僕は満足します。
-
sionさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/53082982529107816568085708494025766241

2016年7月26日火曜日

壱、混沌出世 大鳳慈悲 / 壱章の始まり

壱章は「神に選ばれた人の殺された物語」と書こうと思います。
副タイトルは「誤ったこの世界と戦い続ける」です。
-
序章の続き

朝の太山(たいざん)は、
雲に呑まれ、
日が差さないために、
霧が濃く、
水気が漂い、
真っ白くなっている。
山頂は、
妙に静かな様子である。

静かなところに、
ぴゅーぴゅーと、
空気が鋭く裂かれた音がした。
音の元を辿っていくと、
銀色の閃光が目に入る。
それが、
一人の少年が剣を舞う様子である。

少年の顔は閃光に囲まれ、
よく見えないが、
その剣はおおよそ三尺以上の長剣であり、
銀色の刀身に、
寒光を放っている。

少年の舞う剣は、
もっと速くなった。
鋭い波動は
風に挟まれ、
ひらりひらり、
木の葉が散らされている。

剣風とともに舞い散る葉と塵。
少年の周囲に、
時に銀光、
時に土に呑まれ、
ごろごろ、
石ころは風圧に晒される。

ふと、
銀光が輝き、
舞う葉と塵は竜巻となり、
天の彼方へ飛び去った。
少年は六十四式の太極剣法(たいきょくけんぽう)を演じ切った。

「平(へい)、随分と成長したな。」
と、一人の老人が笑い、語った。
「師匠の足元にも及びません。」
と、少年が老人に頭を下げ、返事をした。

つづく

零、四象和合 仙人降臨 / 序章後編

「老師はどなたじゃな、わしには見覚えがありません。」
「貧道(ひんどう)はあの山から来た。お孫さんに贈り物がござる。」
と、その老人が遠い山を杖で指した。

村長が、
その杖の先を沿い、
窓から眺め、
月の光に照らされ、
星の下にある山の影は、
高く、険しく見える。

すると、
村長の顔が不思議な表情になった。
「まさか、
老師は太山(たいざん)の
「雲上行(うんじょうこう)」酔月道人(すいげつどうにん)なのかね。
わしは目が利かぬのじゃ。」
(莫非道長可是居於太山上的「雲上行」醉月道人,老夫可真是有眼無珠。)
「貧道のことでござる。虚栄心から名乗るに及びませぬ。」
(正是貧道,虛名不足掛齒。)

酔月道人と言えば、
まずは、
太山から説す。
太山という山は、
宇宙万物が混沌してる状態で、
初めて現れた巨人のハンコの、
死骸の頭で形成されたものである。
千万年の月日を経て、
太山は天地の霊気を吸う。
従い、
修道する人は、
徐々に太山に集まっておる。

酔月道人は二十歳のころ、
この塵俗に飽き、
両親の葬式をきちんと果たすと、
一人で太山にて修道を始めていた。

「この子はシユウの生まれ変わり、
この世に痛みを与えようとし、
再び、
この世に転生した。
ゆえに、
貧道は全身全霊を尽くしても、
惨劇を防ぐべきでござる。」
と、酔月道人は目を顰め、額に皺ができた。

すると、
酔月道人は袖の中から、
一つのものを出した。
「これは貧道が十数年の月日を経て、
太山の精気を注いでいたものでござる。
いざとなれば、
この子の運命を変えるかもしれん。」
と、酔月道人は不安な口調で話した。

いったいこれはどんなものですか。

つづく
-
Judaさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/193474792427372748096553565947518111440

2016年7月25日月曜日

零、四象和合 仙人降臨 / 序章中編

村人がついた時、
その小部屋の内には、
妙な香りが漂っていた。

それが、
白檀の匂いなのか、
或いは、
蘭の香りなのか判らない。
ただ一つ判ることがある。
それが嗅いだことのない、
匂いなのである

「村長様、元気な赤ん坊ですね。おめでとうございます。」
と、召し使いの女の子が言った。
「よく見ると、村長とよく似ていますね。」
「そうですね。きっと立派な男になりますよ。」
と、まわりの村人がまた騒がしくなった。

村長は周りを構わずに、
召し使いから、
孫を渡され、
慎重に抱き、
赤ん坊の顔を、
じっと見ている。

目も、耳も、鼻も、口も、
すべては整っていて、
眉毛が厚く、
目が大きい。
それに、
手も、足も、
力強く足掻いている

しばらくの間、
村人も、召し使いも、娘でさえ、
目に入っていない。
ただただ口を閉めることすらできないほど笑っている。

「玉(ぎょく)、わが凡家(ぼんけ)の子が堅実に暮らすように、わしが凡步平(ぼんほへい)と名付ける。どうだい。」
と、娘の名を呼び、村長が言った。

玉は微笑み、
一言も出なく、
ただ寝台で赤ん坊を見つめている。

突然、
「いい名前じゃ」
と、門から一人の老人が入ってきた。

その老人は髪も髭も真っ白く、
木の杖を右手に持ち、
身には緩く、素朴な道袍を着ていた。

つづく
-
Judaさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/58409416776298966220542693064303953840

2016年7月10日日曜日

台湾人の僕が「一つの中国」に関する思い

最初に言うが、
台湾人として生まれたのは、
誇り高いことだと思う。

我々の先祖は「閩南裔台灣人」*1 と呼ばれ、
先祖たちは、
17世紀以降、
中国の福建省から
台湾に大量移住し、
原住民*2 と通婚した。
故に、
今の台湾人がいる。

我々台湾人は、
紛れもなく、
漢人の血統を受け継ぎ、
昔ながらの高貴な中華文化を継承した。

そして、
日本統治時代、
日本の文化の影響を受け、
融合した。

今の台湾人は、
日本語ができなくても、
日常会話では、
日本語の単語*3 を、
よく使っている。

僕は、
多彩な文化を持つ台湾人が好きだ。

だが、
1945年、
国民党が来た。
我々台湾人は、
中国語しか話せなくなった。
台湾語を使うと、
必ず、
方言札を掛けられるようになってしまった。

また、
国民党が台湾にあるせいで、
中国共産党は国民党を潰すため、
台湾に圧力をかけている。

僕は、
中華民国が自分の国だとは認めない。
共産党による中国は、
なおさら、
認めるわけにはいかない。

僕が望んでいるのは、
70年前、
日本によって統治していた台湾。
或いは、
国民党に干渉されずに、
台湾人民が、
自分の手で作る「台湾国」である。

だから、
今の僕は、
自分の国がないさまよい人だ。

このさまよい人は、
「一つの中国」について、
何のコメントもしない。

何故なら、
これは共産党と国民党の争いだからだ。
台湾人の僕には関係のない話である。

*1 https://zh.wikipedia.org/wiki/閩南裔台灣人
*2 https://ja.wikipedia.org/wiki/台湾原住民
*3 https://ja.wikipedia.org/wiki/台湾語#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E8.AA.9E.E7.94.B1.E6.9D.A5.E3.81.AE.E8.AA.9E.E5.BD.99
-
dekkaHommaさん、奇天烈さん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/14997823683196842586841109493099432908

2016年7月9日土曜日

台湾は悪口で挨拶

見出し詐欺だと思ったら、
甘いですよ。

教科書に書いてある挨拶言葉は、
吃飽沒」などの話だと思います。
(直訳は「お腹いっぱいか」だけど、
本当の意味は「お元気ですか」。)

ですが、
若者やおっさんなどは、
ふざけて、
你怎麼還沒死
てめぇ、まだ生きてんのかよ!?
或いは、
幹你娘
おまえのかあさんとやる
などの言葉を、
挨拶言葉として使っています。

こんな状況に、
既に慣れていて、
優しい言葉で挨拶すると、
気まずくなるかもしれないと思います。

幹你娘」という言い方は、
悪口の中でも、
最も酷く、侮辱的な言葉です。
何故なら、
中華文化で、
親孝行は一番大事なことですから。

でも、
皮肉なのは、
中国文化大革命紅衛兵が、
それと正反対な犯してしまいました
-
明日、
僕は中国の共産党が、
話した「一つの中国」について、
書き込みたいと思います。
楽しみにしていてください。
-
KawasemiHamiさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/16839396912746327042347294167455927244

台湾の電車爆発事件について、十年前の事件を思い出した その1

先ずは、
台湾のマスコミ記事、
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/new/20160708/903526/

これはとても残念な話である。
みんなが早く治るように願っている。

そして、
僕が最も知りたいのは容疑者の犯行動機である。

何故なら、
十年前の事件を思い出したからだ、
それは、
「白米炸彈案」という事件である。

2003年、台湾北部の、
あちこちのパブリックスペースに、
爆発物が置かれた。

11月13日に、
臺北市大安森林公園の男子トイレで、
爆発物が見つかった。

その上には、
「不要進口稻米,政府要照顧人民」
を輸入するな、政府は人民のための政府)
とかいてあった。

つづく
-
はポイントです。
理由、第二編にお楽しみにしてください。
第二編は張本人の楊儒門の動機について、
書き込みたいと思います。
-
ruzyさん、hibariさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/323156783191648869905966055681845658670

台湾人の僕は中国語が嫌い

また見出し詐欺

中国語が嫌いとはいえ、
僕は台湾語漢文が好き、
嫌いなのは、
普通話だけ。

僕が基本的に、
コミュニケーションできる言語の、
(英語はへたくそ、勉強中なんだけど)
お気に入りランキングは、
1.漢文(文言
2.日本語(共通語)
3.閩南語(台湾語)
4.中国語(国語)(白話
(ぜひリンクを押してください)

何故なら、
格好よさだよ。
珍しければ珍しいほど格好いいよ。
語感というか、
発音というか、
自分でもよくわからない。

ただただ、
家族と話すときは、
必ず台湾語で話す。
日記を書くときは、
絶対日本語で書く。
好きな本は、
ほぼ漢文で書かれているもの。
いずれにしても、
中国語を使う気はない。

歴史的に見れば、
日本統治時代に、
(リンク押してほしい)
台湾人は元々、
台湾語や、
客家語や、
日本語などで、
コミュニケーションしていた。

だが、
1945年、中華民国が来て以来、
その”國語運動”のせいで、
(リンク押してほしい)
台湾人は、
ほぼ日本語ができなくなり、
若者も台湾語が喋れなくなり、
ただ、中国語しか話せないようになった。

多分このために、
僕は中国語が嫌いなのかもしれない。

実は、今でも日本に統治されてもよい。

台湾が好きだからこそ、
中国語を使わずに、
できるだけ、
台湾語で話すことが、
僕の流儀だ。

最後に、
漢字最高!
正体字に限るなぁ)
-
tanabata2720さん、A.Eさん、Masatoさん、1313さん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/230626719726768827302811785376447332593

2016年7月8日金曜日

勉強法、最強へ目指そう&僕の勉強史 その1

実は、この文章は見出し詐欺

https://youtu.be/BBaUGKegt6E
元々こんなテーマで書こうと思っていますが、
ちょうどこの動画が、
先に出ました。

僕自身が勉強が得意とは言えないのですが、
まあまあできるという感じですから、
その動画に基づいて、
勉強について、
ちょっとだけ書き込みたいと思います。

僕の高校時代は、
国語(中国語と漢文のこと)以外は、
まったく勉強したくなかったので、
学校でも国語の成績は常にトップでしたが、
英語、数学などの点数は酷くやばかったです。
従って、
偏差値の低い大学に通ってしまいました。・°・(ノД`)・°・

そこから、
環境の大切さを、
身に染みて感じています。
深く、心に刻んています。

あれは、
振り返れない黒歴史です。

授業のとき、
教室にいる人は、
(あえてクラスメートとは言いませんが)
携帯ばっかり触っていて、
或いは、放課後まで、
ずっと寝てる人もいます。
放課後、
翌日の朝まで、
外で遊んでた人もいました。
また、
ルームメートだった人も、
一日中オンラインゲームをやってばかりいました。

あんな環境で、
悪くならない方が難しいですよ。

つづく......

例の動画、

-
Crimonさん、Ruitxさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/271589050235074669466317271323865370320

2016年7月7日木曜日

台湾で大人がよく言う話

台湾で大人がよく言うのは、
「学校は良いところでも悪いところでも構わないけど、
努力することが何よりも大切だ。」と。

けど、
それが正しいのは半分だけで、
自分自身の努力は欠かせないですが、
いい学校では、
その雰囲気から、
いい影響を受けるのは、
間違いない事実だと思います。

それに、
良くない学校には、
ライバルがいないので、
油断しがちなのも、
その一つの原因だと思います。

ですから、
いい学校に入ったほうがいいと思います。
-
Moominさん、RIEさん、Gen137さん、ataruさん、cherepashkaさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/204024231736501366905108398421185134741

零、四象和合 仙人降臨 / 序章前編

深夜、畑からある声が響いた。
それはおっとりとした声。
響くと、
心が快く、ほっこりとした。
それがある動物の鳴き声かどうかわからん。
ただ、
その声を聴くのは、生まれて初めての快感となった。

村長によると、それが麒麟の鳴き声らしかった。
村長は六十代の年寄り、村の人々に尊ばれておる。
記載に、この村には千年以上、二度と麒麟の姿が現れたことはないそうだ。

そして、
今までと違う風が吹いていて、何故か妙に強かった。
木の葉ががさがさとして、騒がしい。
なのに、
この風に触れると、
心が直ちに落ち着き、頭が冴えるようになった。

ゆっくりと天を仰ぐ。
なんと、
一羽の鳳が空を飛んでいた。

道が騒がしくなった。
それが、村人たちの叫び声があたりに響いていたのである。
仕事中の人は手元の仕事を置き、睡眠中の人が睡眠を破り、集まる通りに向かった。
ただ、この奇妙な様子を見るためである。

ところで、
ある小部屋で、一人の妊婦が赤ん坊を生む寸前である。

突然。
東の森から、光が閃いた。
青く、強く。
一人の老人が目を顰め、瞑った。
何故なら、その光に映られた目が、少し痛めが感じる。
光が消えた後。
あっと言う間に、一匹の竜の影が天の彼方へ消えてゆく。
それが煙か何なのか、誰もが判らん。

村人の騒ぎが更に騒々しくなってきた。
しかし、
この時、
ある赤ん坊の泣き声がこの騒音を凌ぎ、村中に響き渡った。

漸く村人が静まり、次々と声の源へ。
その先は、村の真ん中にある村長の屋敷、生まれたのは村長の孫である。

つづく
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masaさん、ujaraさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/120540271912311169619676495142636653516

見出しで殺人

台湾には、
このような言葉があります、
”標題殺人” (見出し詐欺)。

よくわからないけど、
なんかすごい言葉に聞こえる。
と思わずにはいられないのでしょうか。

実は、台湾では、
マスメディアの間で、恣意的な報道が何年も続き、
その中でも”標題殺人” が特に酷いです。

報道の内容はまず置いておいて、
マスメディアの習慣として、
見出しでは、
人物や、企業などの揚げ足を取ります。
(内容は見出しより酷い場合もある)

例えば、
ある学者が台湾に来て、飛行機から降りたそばから、記者に取材されました。
「セックスワーカーについて、どう思いますか。」と問われました。

「台湾でもセックスワーカーいますか。」
翌日のニュースにはこう掲載されます、
《ある学者は台湾に着き、セックスワーカーいるのかと》

「興味がありません。」と言ったら、
《ある学者は台湾のセックスワーカーで、もう満足せず》

「......」(無言)だったら、
《ある学者はセックスワーカーについて、言葉さえ出ない》

「恣意的に報道すれば、訴訟します。」なら、
《ある学者はセックスワーカーのため、激怒》

ですから、
もう台湾のマスメディアを読むのはやめてしまいました。

日本でもこんなことありますか。
台湾のマスメディアについて、どう思いますか。
コメント欄で答えてください。

資料出所 :
http://ithelp.ithome.com.tw/articles/10137266
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MarieさんとEmさん、
ありがとうございました。
改めて書き直しました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/174557983517804784052533819614027697872

2016年7月5日火曜日

僕の故郷、台南 My Hometown,Tainan

台湾に来る外国人は、
殆ど首都の台北へ行く傾向がある。
故郷の台南には、
外国人があんまり見られない。

台南には台北のように、
便利なMRT(地下鉄)がなく、
101のような高いビルもなく、
それでも、僕は台南が好きんだ。

中国語のほかに、
台南人は*閩南語でもよく使ってる。
僕自身の使う割合は中国語6:閩南語4って感じ、
中国語に閩南語を加えて話すのは、
普通の台南人の癖、
中国語だけで話すのは、
さすがに慣れてねぇよなぁ。

つづく......

*閩南語:公用語の中国語を除き、閩南語は台湾で最もよく使われる方言である。

2016年7月4日月曜日

僕について、このブログについて

こんにちは、
台湾台南市出身、
二十代の男性、
Hiro(ヒロ)と申します。

平成28年9月から、
大阪国際大学へ留学しに行きます。
留学生活で起きた細かいこと、
僕は隅々まで書き込みます。

ですが、
その前に、
気持ちの調整や、
自分の日常生活について書きます。

つまらないですが、
そもそも日記としてやってます。
見てくれる方々、
本当にありがとうございます。

日本語はまだ色々不足ですから、
遠慮せずに訂正してほしいです。

2016年6月30日木曜日

ながら族をやめる

夏休みに入って、
バイトのほかに、
筋トレや勉強をしている。
IMG_0014.JPG
現代人として、
ながら族は有り触れたもんじゃないか。
食べながら、ニュースを見る。

だが、こうして、本当により効率的なのかな。
同じ時間で、もう一つのことをして、
時間をもっと効率的に使いそうだが、
僕はそう思わない、
同じ力で気を散らして、
作業を進むには、
きっと上手くいかないんだろう。

それに食事、
ただ食事だけのとき、
これはリラックスタイムじゃないか。

僕たちはもうながら族として慣れたから、
かえって物事に専念するには、
改めて練習する必要があると思う。
それは、
トイレのとき、携帯禁止、
食事のとき、携帯禁止、
ベットで、携帯禁止、
寝る前に、瞑想をして、雑念を捨てる。

僕も今後ながら族をやめるのを頑張ろう。
---
結束三下,進入暑假,
打工之餘,
不外乎肌力訓練、學習新知。

身為忙碌現代人,
不免犯了一心二用的毛病,
吃飯配著國際新聞吃、配著書吃。不過,這樣做真的比較有"效率"嗎?

在相同的時間多做一件事情,
乍看之下似乎是更加有效率地應用時間,
但我認為不然,
分心,同樣的心力被其他事物瓜分,
作業進行的品質肯定滑落。

再來,吃飯,
專心吃對身體好,
而且,專心品味餐點,
我認為是一種享受、一段放鬆的時光。

但是我們都習慣"多工處理",
要回頭專注做好一件事情,
是需要重新習慣的,
因此我認為培養專注力可以靠:
早上上廁所不要帶手機進去滑;
吃飯專心吃,別看電視、FB;
睡覺也別帶手機上床;
睡前冥想,放下一切雜念。
(話說手機真的是害死人的一大因素)

今後我也朝著這個目標邁進!!!

2016年6月29日水曜日

大阪国際大学の通知書が来た!

まさか大学三年生で、日本へ交換留学できるなんて
行き先は"大阪国際大学" (OIU)

この前、たくさんの資料を出した
( 還付なしの奨学金台湾ドル18万元、日本円でおおよそ56万円)
そして、入学許可が届いた後
ビザや還付ありの奨学金などの申し込みをしないといけない

実はさ、一人で飛行機に乗れないのを悩んでるんだ Orz
(ネットで飛行機の乗り方を勉強する)!!!

でも、楽しみにしてるんだ、日本での生活を
(徹夜でたくさんの人の日本留学の感想を見た)
ガキの頃の明日の遠足を楽しみにする気持ちを感じた!!
一年後故郷に戻ったとき、大人になってるかもなwww

留学許可が早く届いてほしい ヾ(*´∀`*)ノ
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很開心能在大三下獲得交換生的資格,
我所交換的學校是"大阪国際大学" (OIU)

在這之前為了學海飛颺跟入學申請處理了一堆資料
(學海飛颺申請到18萬)
拿到這個通知書後
其實也有不少資料要提交
等到入學許可寄到之後
還要申請簽證、留學貸款

其實我現在因為不會一個人搭飛機感到苦惱Orz
(努力上網學登機教學)

不過我很期待到日本的生活
(熬夜上網看了好多日本留學的心得)
小時候那種要出去玩的心情都回來啦!!!
感覺去一年再回台灣都整個人脫胎換骨了www

希望入學許可可以順利到我的手中ヾ(*´∀`*)